登別の歴史

〜江戸時代

登別地獄谷
題目石と鉈作り観音
1666年円空上人、鉈作り観音制作
美濃国の僧、円空上人が道南各地を遊行しながらナタ一丁で刻んだ観音像のうちの1体です。現在は登別地獄谷展望丘の一角に社を設けて安置されています。
1785年頃最上徳内、登別を訪れ『蝦夷草子』に記録を残す
1845年頃松浦武四郎、初めて登別温泉に立ち寄る
北海道の名付け親でもあった探検家・松浦武四郎が登別温泉を訪れ、その魅力を著書に綴っています。
1857年岡田半兵衛が登別温泉を改修
地獄谷で硫黄を採掘していた近江商人の岡田半兵衛が私費で人夫用湯治止宿小屋を建設。
1858年滝本金蔵が登別温泉開湯
「湯治の祖」と呼ばれる滝本金蔵が私費で「第一滝本館」の前身となる温泉宿を建て、新しい道(現在の道路)を整備し、現在の基礎を築きました。

滝本金蔵って?

江戸の大工職人で、幕府の派遣で蝦夷に渡り、幌別(ほろべつ)で駅逓(えきてい)所の建設に携わっていました。妻の佐多はひどい皮膚病に悩んでおり、登別温泉の噂を聞きつけた金蔵は山道を分け入り、そこに妻の治療のための湯小屋を建て、湯治を始めました。やがて佐多の皮膚病は快癒し、その効能を広めたいと湯守りの許可を取って、湯宿を設けました。

1861年薬師如来堂建立
当時硫黄を採掘していた、刀傷によって眼病を患っていた南部藩の家臣が、お堂の下で湧く温泉で眼を洗ったことで、眼病が治ったと伝えられています。家臣が寄贈した薬師如来像が安置されています。

明治時代

1871年日進上人が墨で題目石を書き上げる
1881年金蔵、温泉開発のため、私費で紅葉谷の上を通る新道を開削
1886年日野愛憙がカルルス温泉発見
室蘭郡役所の書記を勤めていた日野愛憙(ひのあいき)が屯田兵入植地として登別川上流の調査をしていた際に、源泉を発見。
1897年日野久橘がカルルス温泉開湯
日野愛憙の養子・日野久橘(ひのきゅうきつ)が再び温泉を発見。試しに温泉の湯を飲んでみたところ、持病の胃カタルが治ったことから興味を抱き、幌別から温泉までの道路を開削し開湯しました。

カルルス温泉って?

カルルス温泉は、登別温泉から8km離れたところにある小さな温泉郷。大昔からアイヌの人々のあいだで薬湯として知られていました。名前の由来は、世界的に有名な温泉地、チェコのカルルスバード(カルロヴィ・ヴァリ)。ラジウムを多量に含有する泉質が似ていることから、「カルルス」と名付けられました。周囲は緑に囲まれ、季節の移ろいを楽しめます。温泉のみならず、景色も見事な温泉地です。

1899年カルルス温泉 開湯
1901年登別温泉と登別間の新道が完成、2頭びき客馬車が走るようになる
1903年知里真志保誕生
1905年カルルス温泉が旭川陸軍予備病院の療養所となる
日露戦争傷病兵の保養地に指定され、カルルス温泉・登別温泉が「名湯」として名が広まるきっかけになりました。
カルルス温泉
日露戦争傷病兵の保養地時代の湯の瀧

大正〜昭和時代

登別温泉街(1926年頃)
カルルス温泉パンフレット(大正時代)
紅葉谷付近(大正時代)
1915年登別温泉軌道株式会社設立
馬車鉄道開通
藤崎虎太郎、わさび園造成
1918年蒸気機関車、軽便鉄道開通
1924年登別原始林、天然記念物指定
1925年電車開通
1934年子供の国遊園地が開園
1935年北海道帝国大学付属登別分院 開院
1940年陸軍傷夷軍人療養所 完成
1943年高浜虚子の句設置(舟見山遊歩道)
1949年支笏洞爺国立公園指定
1954年昭和天皇が登別温泉ご訪問
1957年カルルス温泉、国民保養温泉地指定
1958年登別温泉開湯100年
1964年第一回地獄まつり開催
第一回目の「登別地獄まつり」開催日は、静かだった登別温泉街に太鼓の音が響き、『鬼みこし』や『鬼踊り大群舞』などに大勢の観光客が参加し、登別温泉街はにぎわいを見せました。
1981年登別市郷土資料館開館

平成時代

1993年 閻魔大王からくり山車・閻魔堂完成
1997年 有珠山噴火
1999年カルルス温泉 開湯100周年
2000年 有珠山噴火
札内高原館オープン
2003年 ビジットジャパンキャンペーン開始
2004年 地獄谷、北海道遺産選定
2007年 北海道洞爺湖サミット開催
登別温泉バイパス開通(道道倶多楽公園線)
のぼりべつ文化交流館「カントレラ」開設
2008年 泉源公園完成
登別温泉開湯150年

登別温泉の開湯150年を記念して、「ホテル登別パラダイス」の跡地に「泉源公園」を整備。公園内には3時間おきに、80度の温泉が高さ8mに吹き上がる間欠泉があります。
2011年 東日本大震災
平成天皇が登別温泉をご訪問
2013年 第50回地獄まつり 3日間開催
泉源公園に湯鬼神の九金棒設置
2015年 北海道新幹線開業
登別温泉交番新築移転
2016年 大正地獄熱湯噴出(2017年まで継続)
2017年 一般社団法人 登別国際観光コンベンション協会に名称変更
訪日外国人客宿泊者数51万人を記録
登別商工会議所と連携・協力に関する協定書締結
2018年 胆振東部地震
台湾台中市国際観光発展協会と観光友好交流に関する協定書締結
台湾台中市温泉観光協会と温泉観光友好交流に関する協定書締結
2020年 「地獄の谷の鬼花火」ふるさとイベント大賞「内閣総理大臣賞」受賞
民族共生象徴空間「ウポポイ」開業
2021年 宿泊客数1949年(昭和24年)以来72年ぶりに40万人を下回る
閻魔大王・閻魔堂リニューアル
カルルス温泉 開湯100年記念碑
地獄まつりの様子
泉源公園開所式
台中市との調印式
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