お宿の若手調理師さんによる定期お勉強会が、今月も開かれました。
今回のお題は、ご当地小鍋!登別前浜の新鮮な魚介類と、近隣市町村の農産物を使った逸品ができあがりました。
●前浜和風アヒージョ (登別温泉郷 滝の家・笹渕さん)
話題のアヒージョもお鍋の一種なんですね。笹渕さんは和風にアレンジし、各世代に食べやすいさっぱりとした味に仕上げてくれました。
●豆乳胡椒鍋 (登別温泉郷 滝の家・逢阪さん)
豆乳は、登別温泉の「硫黄泉」をイメージしています。登別豚というブランド豚と湯葉をミルフィーユにして、残ったつゆを使って最後にきしめんで締める。ミルフィーユが倶多楽火山の断層をイメージし、そこから硫黄泉がぐつぐつと湧き出た感!そして、温泉だけに湯葉!
●春の旬鍋 (登別グランドホテル・フックさん)
ベトナム出身のフックさんはいつも和食をアジアン料理に変える天才。お魚のすり身はひりょうず風にし、フキの味噌だれをつけて食す ここまでは和風ですが、締め方がアジアンでした。ドライトマトを使った秘密の素を入れるとお鍋がアジアンテイスト~! 今日もさく裂フックマジック。
●登別牛乳と豆乳のクリーミー鍋 (登別グランドホテル・川村さん)
登別酪農館で生産されるブランド牛乳を使ったシチュー、シチューに近いが味噌だれ風。
締めはさらにカレーアレンジを加え、カレーリゾットに!お鍋と締めの味が違うのは得した気分ですね。
●登別牛乳鍋 (登別グランドホテル・本間さん)
こちらは同じ登別牛乳と豆乳を混ぜたしゃぶしゃぶとなります。登別豚のスライスを、ポン酢で頂きますがポン酢には桜の春の香りがしていました。
●登別牛すき焼き 馬鈴薯チーズかけ (登別温泉郷 滝の家・笹渕さん)
馬鈴薯チーズというのは・・・! というのは・・・・!? 今話題、のびのび~~~~のチーズ、アリゴチーズでした。
ところで、すき焼きにチーズ? と誰しもが思う中、食べれば誰もが納得。見た目も面白いしこれきっと女性は喜びます。
●登別産エゾ鹿の味噌すき焼き (ゆもと登別・渡辺さん)
ジビエ料理登場しました。鹿肉は鉄分も多くカロリーが少ない食品なんですって。すき焼きを味噌で頂いてしまうのですね。固定観念払拭されますね。つけ玉子も温泉卵になっているところが、温泉愛を感じます。
●登別温泉鍋酪農仕立て (ゆもと登別・渡辺さん)
これまた具がいっぱいの、登別の豊富な泉質を現したお鍋が登場しました。チキンベースで実は牛乳が苦手な私もおかわりしたと言う。。語弊があるかもしれませんが、THE北海道の海鮮シチューです。
●地獄谷湯けむり鍋 (ゆもと登別・渡辺さん)
雪だるまみたいの乗っていますが~ 地獄谷の湯けむりです。牛肉は地獄谷の剣が峰の山肌をイメージしています。見える!もう地獄谷にしか見えない。緑は夏の新緑と、ニンジンは秋の紅葉、えのきだけは冬の雪~(←渡辺さんそこまでは言ってないという・・・)
今回は、登別市小笠原市長も試食会に参加してくださいました。ずっと画像と動画に忙しく・・
さて、このアレンジお鍋、どこかでみなさんのお口に~お届けできればと思います。